「家を建てたいが、費用は抑えたい」「補助金制度がたくさんあるため、どれを選べばいいかわからない」そのようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
宇都宮では、新築住宅や設備の導入が対象の補助金制度がいくつかあります。
制度によって対象の世帯や地域、補助金額・申請条件などが異なるため、内容を理解することが重要です。
本記事では、宇都宮で新築を建てる際に活用できる補助金の種類や、各制度の特徴や注意点を分かりやすく解説します。
宇都宮で新築を建てる際に活用できる補助金
宇都宮で新築を建てる際に活用できる補助金は、以下のとおりです。
- マイホーム取得支援事業補助金
- 宇都宮市結婚新生活支援事業
それぞれ解説します。
マイホーム取得支援事業補助金
宇都宮で新築住宅を購入する際は、「宇都宮市マイホーム取得支援事業補助金」が活用できます。
宇都宮市マイホーム取得支援事業補助金は、住宅取得費の一部を市が負担してくれるため、初期費用を軽減することが可能です。
市外から転入する子育て世帯であれば、最大85万円の補助が受けられ、子ども1人につき5万円が支給されます。
宇都宮市結婚新生活支援事業
結婚に伴い新築住宅を購入する際は、「宇都宮市結婚新生活支援事業補助金」が活用できます。
宇都宮市結婚新生活支援事業補助金は、土地代を除く住宅購入費に対し、最大30万円の補助が受けられます。
婚姻届けが受理された日が夫婦とも29歳以下であれば、1世帯あたり、最大60万円まで増額されます。
対象は、婚姻届が受理された時にどちらも39歳以下の夫婦で、居住誘導区域に住む世帯です。
マイホーム取得支援事業補助金を受け取るための条件と申請方法
宇都宮で新築住宅の購入を検討する際は、「マイホーム取得支援事業補助金」の活用がおすすめです。
マイホーム取得支援事業補助金は住宅購入時に、費用の一部が補助されますが、いくつかの条件があるため注意が必要です。
以下で、補助金を受け取るための条件や申請方法について解説します。
補助金を受け取るための条件
宇都宮の「マイホーム取得支援事業補助金」を受け取る際は、世帯と住宅の両方でいくつかの条件を満たす必要があります。
- 補助対象住宅の世帯が所有している
- 居住誘導区域への転入や転居である
- 世帯年収が基準以下(1人の場合の基準額は1,500万円)
- 住宅ローンの返済期間が10年以上
- 不動産登録済み
- 床面積25㎡以上
過去に同様の補助を受けていないことなど、細かな条件が多いため、申請前に確認することが重要です。
補助金の申請方法
マイホーム取得支援事業補助金の申請で注意する点は、住宅ローン契約を結ぶ前に申請を行う必要があることです。
タイミングを誤ると申請できない場合があるため、事前の申し込みと必要書類は早めに準備することが重要です。
令和7年度の申請期間は、令和7年4月1日から令和8年3月31日になります。
宇都宮市結婚新生活支援事業の補助金を受け取るための条件と申請方法
結婚を機に新居の購入を検討する方は、宇都宮市結婚新生活支援補助金の活用がおすすめです。
若い夫婦の新生活を支援する制度ですが、年齢や所得などの条件がいくつかあります。
下記で、補助金を受け取るための具体的な条件や申請方法について解説します。
補助金を受け取るための条件
宇都宮市結婚新生活支援補助金を受け取る際は、夫婦や住宅に対して、いくつかの条件を満たす必要があります。
- 婚姻届の受理日が令和6年1月1日から令和7年3月31日の間
- 婚姻届の受理日時に夫婦とも39歳以下
- 夫婦の年収合計が基準値未満(令和4年度は500万円未満)
- 居住地が宇都宮の住居誘導区域にある
- 自治会へ加入している
- 市税の滞納がない
対象の住宅を購入する際に活用できる補助金制度ですが、対象となる住宅を他で所有していないなど細かい条件もあるため、事前に確認することが重要です。
補助金の申請方法
宇都宮市結婚新生活支援補助金の申請を行う際は、事前に準備し、正しい手順で手続きをすることが重要です。
申請条件や期限を守れなかった場合、補助金が受け取れません。
宇都宮市結婚新生活支援補助金の申請方法は、制度の概要や対象条件を確認し、建築業者から見積もりを取ることから始まります。
新築を建てる際に活用できるその他の補助金
新築を建てる際に活用できるその他の補助金は、以下のとおりです。
- 宇都宮市家庭向け脱炭素化促進補助金
- GX志向型住宅の補助金
- DR補助金
- 浄化槽整備事業費補助金
- 雨水貯留浸透施設設置費補助金
それぞれ解説します。
宇都宮市家庭向け脱炭素化促進補助金
太陽光発電や蓄電池を新築に導入する際は、「宇都宮市家庭向け脱炭素化促進補助金」の活用がおすすめです。
再生可能なエネルギーの導入を支援する制度で、最大20万円の補助が受け取れます。
対象設備は、住宅用太陽発電システムや家庭用蓄電池・V2Hシステムなどがあります。
GX志向型住宅の補助金
GX志向型住宅補助金は、国が進めるグリーントランスフォーメーション政策の一環として、省エネルギー・再生可能エネルギーを活用した住宅整備に対し、最大160万円を支給する制度です。
ZEH基準の達成や、太陽光発電・蓄電池・HEMSなどの導入が前提となることが多く、要件をしっかりと把握することが不可欠です。
DR補助金
DR補助金(デマンドレスポンス)は、ピーク時間帯の電力消費をコントロールする省エネ設備の導入で、最大60万円の補助金が支給されます。
エネルギー価格が高騰する今、家計にも環境にも優しい住宅を目指すなら、ぜひ活用を検討してみてください。
浄化槽整備事業費補助金
宇都宮の下水道が整備されていない地域に新築住宅を建てる際は、「浄化槽整備事業費補助金」の活用がおすすめです。
5人槽の合併処理浄化槽を新たに設置する場合は、最大42万5千円の補助が受けられます。
制度の対象となる工事や置費として、他にも対象となるものがあります。
<5人槽の場合>
単独処理浄化槽・汲み取りトイレの撤去費 | 上限12万円 |
宅内配管工事費 | 上限30万円 |
敷地内処理装置の設置費 | 上限9万円 |
7人槽や10人槽以上の場合は、それぞれの上限が異なるため注意してください。
雨水貯留浸透施設設置費補助金
新築時の雨水対策を検討した際は、「雨水貯留浸透施設設置費補助金」の活用がおすすめです。
設置費用の3分の2が補助されるため、初期費用の負担を減らせます。
補助対象となる設備は、雨水貯留タンクや雨水浸透ますなどで、市街化区域内の土地や建物の所有者になります。
雨水貯留タンク | 1基4万~8万円で、最大2基まで |
雨水浸透ます | 1基3万円で、最大6基まで |
宇都宮で新築を建てる際には補助金を活用しよう
今回は、宇都宮で新築を建てる際に活用できる補助金制度について解説しました。
補助金制度には申請条件や期限があるため、補助金に詳しいメーカーや業者に相談することが重要です。
当社では、補助金制度の専門サポート体制が整っており、お客さまに合った制度の提案を行っています。
新築の家を建てる際は、ぜひ、株式会社リアンコーポレーションへご相談ください。